===2022年12月10日===
コーティングマシンを製造している会社。
均一に薄く材料を塗ることができることが強みの様子。
特に自動車用二次電池向け電極塗工装置が伸びている様子。
年間売上高の2倍を超える受注残高があるのも特徴です。この流れは今後も続くのではないかと思います。
一方で利益は、足元は材料費の高騰により利益が出づらい構造になっている模様。また、比較的大物の機械なので、期によっても変動が結構あるようです。
22年の3月期の1Qに謎の棚卸資産の急激な減少と受取手形の急激な上昇。理由は謎。
単純に考えれば大物を出荷して、その資金を回収できていないということなのでしょうが、それにしても仕掛品の金額が減りすぎでは…???よくわかりません。
とりあえず今期は利益が出にくいのはそうでしょうし、売上42,000百万円、経常利益3,450百万円、純利益2,550百万円(EPS169.3円)で予想します。
成長性が評価されるとしてPERは第3四分位数の19.4で。
需要はあるようなので、しばらくしたら現在の材料価格をベースとして利益を載せれるでしょうし、また、材料価格が下がってきたら逆に利益が出やすいだろうとも思います。