===2023年5月4日===
アフコロになって”も”というのか、アフコロになった”から”というのか難しいですが、客数は既存店含め順調に回復している様子。2月のマイナスは雪の影響もあった模様。
また、M&Aの一環で、23年4月にドラッグイレブンの追加取得による完全子会社化 所有比率51%→100%を行いました。目立ちにくいですが、利益成長には着実に貢献してくれるものと思います。
人々が外に出るようになって、またインバウンド需要も期待できるので、一定の回復傾向は続くのではないでしょうか?インフレも地味に利益にプラスの影響があるような気もするのですが、この点はあまり自信がありません。
23年5月期の通期計画における、営業利益が427億円であることを考えると、水道光熱費の影響も無視できない規模で、この点も24年度は多少改善するのではないかなとも。
定性的なことばかり書いてきましたが、24年5月においては、約5%の売上高の伸びを期待して売上1,030,000百万円、営業利益率は5%で、51,000百万円。経常利益も51,000百万円。純利益は29,500百万円(607.3円)を予想します。
PERは22.55で。
===2023年1月10日===
コロナが地味に流行しており、市販医薬品で対応しようとする人も多いためか、それなりに業績は伸びている様子。
販管費も電力代は仕方ない面もあると思うので、うまく管理できている印象。
これからインバウンドもちょっとずつ回復してくると思うので、そういう面でも、比較的盤石なのかな、と。
23年5月期で、売上1兆円、経常利益50,000百万円、純利益27,000百万円(EPS555.9円)も狙えるかなという気はします。
PERは中央値の23.6倍で
===2022年10月2日===
大手ドラッグストアの一角
1位、ウェルシア
2位、ツルハ
3位、コスモス薬品
の様子。
日本のドラッグストア実態調査の元レポートは見つかりませんでしたが、以下を見ると、業界は確実に大きくなっており、また、寡占化も進んでいる様子。まだツルハの拡大の余地はあるように思います。
【専門家監修】2022年最新・主要ドラッグストア店舗数ランキング<登録販売者向け>|登録販売者求人のチアジョブ登販
20年、21年5月期に比べて売り上げは増えているものの利益が落ちている状況ですが、これは主にインバウンド分がなくなったためか?また、電力価格の上昇のため?
これは20年5月の要因分析
21年5月
22年5月
客数の前年割れが続いている状態ですが、北海道・東北が特に悪く、過当競争に陥っているためとも23年5月期1Qの決算発表の質疑応答でありました。
月次報告でも、既存店の客数が回復していないのが課題としてありそうです。客単価を上げているので、その反動が客数に来ているのかもしれません。ここがプラスになれば株価の評価も上がってくるのでしょうが…
なかなか簡単な解決の方策はないと思うので、悩ましいところではあります。
インバウンドは多少は戻ってくるでしょうか…
25年5月期の中期経営計画は以下
これだけ見ると営業利益は800億円以上になるわけで、現在の400億円前半からは2倍近い伸びをすることになります。北海道・東北の客数の減少を、価格への請求で復活させるという発言もあったので、そんなに簡単にいくのかな?という気もします。
ちなみに前回の中期経営計画では24年5月期に売上高1兆円、店舗数3000店舗だったのですが、店舗数目標は未達となりそうです。
株主還元性向は高めになり、配当金の金額が急増しました。
基本的にはあまり減る感じでもなく、配当金だけで評価した場合、株価はこれまでに比べるとかなり下にいることになります。
実際の業績は、会社の23年5月期予想とさほど変わらないところに着地するのではないかと思慮。
とはいえ、多少は上振れ余地はあると思うので、23年5月期で売上高968,800百万円、経常利益44,500百万円、純利益25,250百万円(EPS520.0円)を予想。
PERは山が二つあり、下の山に捕らわれるか上の山に移れるかで大きく変わるのですが、中央値の24.1倍を採用。