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7287 日本精機

自動車や二輪車のメーターを作っている会社。そこから派生して最近はHUD(ヘッドアップディスプレイ)も手掛けます。

 

HUD

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2021年にはアルプスアルパインと資本業務提携。統合コックピットを作ることを目標にするそうです。

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自動車の生産もそろそろ復調ではとも考えていて、円安メリットもあるので、妙味があるのかなと思い調べてみました。

米の日本車販売、1~3月は19%減 半導体不足なお足かせ: 日本経済新聞

GM北米部門トップのスティーブ・カーライル氏は1日、「(半導体不足など)サプライチェーンの混乱は完全に収束したわけではないが、特に今年後半にかけて、21年の生産水準を上回っていくことを期待している」とコメントした。

 

ホンダ、GMで売上の3割ほどを占めます。

19年3月期までは純利益110億円程度を稼げる会社でしたが、COVID19の減産、半導体不足の減産、輸送費の高騰により稼げない体質になっている様子。

足元は営業利益が40億円の赤字、純利益も55億円の赤字と散々な結果に…

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(2022年2月)

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入社式内容にもさらなる下振れ要因が…

日本精機株式会社|ニュース|2022年度 新入社員への社長メッセージ

最近では、ウクライナ状勢、中国のゼロコロナ政策などに代表される「地政学的リスク」が多方面で顕在化しています。これも私たちにとって、ネガティブインパクトです。例えば、ウクライナで生産されている自動車部品の電気ケーブルが生産できず、ドイツの自動車メーカーの生産がストップし、日本精機のHUD生産も落ち込むといった事象が現実に起きています。

 

23年3月期は完全な復調にもならないでしょうから、売り上げを22年3月期よりも約10%増の250,000百万円と推定。売上原価や販管費は比較的高止まりすることを考えると、23年3月期で250,000百万円、営業利益5,000百万円、純利益4,250百万円程度なのかな…とも。

 

円安メリットは1%円安に振れるごとに約1億円の営業利益上昇要因ということで、さほど大きくないのも残念。それでも120円台が続けば10億円ぐらいは上昇要因とはなりそうですが…

 

PERは純利益が非常に小さい時期があり、バグってしまっているので、他産業なども参考にしても、復調期待を入れてもPER15倍ぐらいでしょうか?

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結局23年3月期にEPS70.5円、PER15倍だと今の株価と比べてさほど上昇余地がないという結果に…

自動車部品メーカーは株価の回復にはしばらくかかりそうです…