注意書き:このブログは個人の備忘録用であり、記述内容が正しいとは限りません。むしろ何かしらの間違いが存在する可能性が高いです。本ブログを利用して損失を被った場合でも一切の責任を負いません。

7762 シチズン時計

これも見直し

 

コロナ影響を受けて減収減益。それはまぁ、しかたない。

ただ、スマートウォッチに圧されて、時計事業が縮小傾向にある様子。

下記は、2020年の有価証券報告書から、その理由。

米国でスマートウォッチに圧されている
中国や米国でEコマースが成長し、実店舗流通の不振
高価格帯を中心とした機械式時計の堅調な需要
コロナによる消費落ち込み

f:id:Azure_blue:20201212113237p:plain

 

20年の減益は19,000の減損が大きい。ふつうは大きな減損を出した後は業績回復しそうなものだけど、それでも21年の値が低いのは、売り上げの落ち込みが激しいから。

 

コロナ影響はしかたないとしても、コロナ後に時計事業が利益あげられるかは疑問。

時計事業が利益あげられない場合は、営業利益は10,000程度までしか見込めない。

f:id:Azure_blue:20201212113537p:plain

 

かりに営業利益が100,000程度だとしたときのPERは現在の株価だと13.4倍。

普通としか言いようのないレベル。将来性が見通せない状況からすると、購入するならPER10倍は切ってほしいので購入可能株価は230円くらいか。

 

f:id:Azure_blue:20201212113908p:plain

 

 

230円にアラート設定して、損切します。