===2023年11月12日===
24年3月期1Q決算
有価証券の評価損益も増えてる。
総貸出金も増えてる。
ということで、そんなに悪くないような気もしますが、あまり自信が持てません。
23年8月:第2四半期連結業績予想修正
経常収益32,000→35,400 経常利益3,500→3,800 中間純利益2,500→2,600 銀行単体において、株式等売却益及び有価証券利息配当金が当初予想を上回る見込みとなったことに加え、与信費用が当初予想を下回る見込みとなったことから、2024 年 3 月期第2 四半期の連結及び個別(単体)の業績予想について、前回発表予想を上方修正するものです。
通期決算の予想修正は2Qの発表時に行うようです。多少上振れが期待できるかもしれませんが、いまいちわからず…
前回の予想の時点で会社予想を少しだけ上回る形で予想していたので、それをそのまま使おうと思います。売上高65,000百万円、経常利益8,000百万円、純利益5,600百万円(EPS354.8円)。
PERは8.61で。
===2023年7月16日===
23年3月期決算
予想は上振れて着地
24年3月期は減収減益。コア業務粗利益に関して、資金利益が減少しとありますが、詳細不明。リバランスしたようなので、利率の低い債券から利率の高い債券への乗り換えが進み、資金利益は上がりそうなものですが…
おそらく↓あたりが絡んでいるのでしょうがいまいちわかりません。
有価証券のリバランスの実施により、前期の有価証券利息配当金等の計上額が大幅に膨らんでいたことから減収となる見込み。
そもそも、国債等債権損益が141億円も改善しているのも、本当に達成できるのか?と疑問が出てきます。
有価証券の状況は以下、海外証券と投資信託の落ち込みが激しい。投資信託とかなにがこんなに足引っ張っているのでしょうか…
足元の円安、米国株高、日本株高でここら辺はそれなりに改善しているのではないかと思います。
相変わらず、銀行はまったく予想がつかない業態で嫌なのですが、24年3月期の予想は売上高65,000百万円、経常利益8,000百万円、純利益5,600百万円(EPS354.9円)。
地銀の見直しが行われることが当社を見る理由でもあるのでPERは第3四分位数の8.94で。
===2023年3月26日===
23年3月期3Q決算
売上、利益ともに好調で進捗率は大きく上回っています。
決算でも、有価証券利息配当金とその他業務収益が大きく増えています。一方でその他業務費用も大きく増えて打ち消し合っている状況。
その他業務利益/費用っていったいなんだ?
足元の金利上昇で、債権系を中心に?評価損益は積み重なっている状況。とはいえ、債権ならばいずれ回復するのでしょうが…
24年3月期の予想も全くわからず、超絶適当に経常収益75,000百万円、経常利益8,750百万円、純利益5,700百万円(361.2円)とか?
全体的な日銀の緩和方針修正動向のほうが大きな要素ですが、この予想もなかなか難しい。地銀を1銘柄PFに入れておくというのは考え方としてはアリな気はしていて、その文脈でのみ意味があるような気も…
PER7.89で。
===2023年1月2日===
大分を基盤とする地銀。
22年8月:大分銀行と野村證券による金融商品仲介業務における包括的業務提携に関する最終契約締結。
地銀が一部界隈にて盛り上がっているので、見てみようということで調査。何故大分銀行かというと、スクリーニングに使っているAIが提案してきたから。以前は山形銀行が提案されていて、余裕で無視っていたのですが、足元上がっているのがなんとも…
山形銀行のチャート
色々業績を見てみたのですが、正直なところ予想を立てられる気が全くしません。
資金利益と有価証券関係損益が重要なのだろうなということはわかりましたが、これらがどういった要素で上下しているのかよくわかりません。
とりあえず、足元株価好調で売上のサイズも似ている山形銀行と井村俊哉さんが投資している富山第一銀行との比較をしてみたいと思います。
国債等債権損益のマイナスの大きさが目を引きます。
大分銀行 (2022年9月期の単体業務粗利益14,912百万円)
山形銀行 (2022年9月期の単体業務粗利益14,797百万円)
富山第一銀行 (2022年9月期の単体業務粗利益10,317百万円)
有価証券評価益の推移は以下の通り、程度の差はあれ全体的に低下傾向。特にその他に計上される外国証券や投資信託等というのが厳しそう。限られた比較にはなりますが、大分銀行は比較的ここの割合が大きいような気もします。
大分銀行
秋田銀行
富山第一銀行
ただ、ここまで見たとしてもじゃあ今期末にどういう業績になるかの予想がよくわからない…結局会社予想より精度の良い予想をできるような気もせず、会社予想を使うしかないような気もしています。
おそらく儲け方によってかかる税率が違うのが原因だと思うのですが、税金の利益に占める割合もあまり一定ではなくそれも予想を難しくさせています。
かなり根拠レスですが、会社予想の経常利益率が例年に比べて低く、すこしだけ上昇余地ありとして、経常収益69,500百万円、経常利益7,300百万円、純利益4,800百万円(EPS304.2円)で予想します。
PERは、そもそもの分析の前提として、これから見直しがなされるという一部界隈の予想にベットするという思想からして第3四分位数の8.38を採用したいところです。
どちらかというと、井村さんが富山第一の株を手放すとか、KENさんの地銀熱が下がってくるとか、Yahooリアルタイム検索のつぶやき数が減ってくるとか、そういったことの要素を重視して、モニター銘柄から外すか考えたほうがいいのかもとも思います。