===2021年8月22日===
世界と西欧の自動車販売台数は半導体不足の影響が見える結果に…
目標通期営業利益36億円に対し、1Qの業績も1.8億円しかありません。一応当初の通期予想は変えていないようなのですが、下方修正来てもおかしくないレベルとも思います。
ただ、車の需要がいつまでも下振れするとも思えず、22年度には回復基調に入り、23年3月期には18年度と19年度の平均レベルの、営業利益42.5億円ぐらいはあり得るのではないかと、その場合純利益は27億円ほど(EPS59.8)、PERはやはり15倍くらいか。
やはり車の生産が戻ってこないと難しそうな印象があります。
===2021年7月4日===
このサイトで世界と西欧の自動車販売台数がわかります。
半導体不足の影響か、4月5月は力強さに欠けます。自動車部品メーカーの株価が冴えないのもそういったところに原因があるのでしょう。
とはいえ、ルネサス工場からの出荷も今月中頃から回復するそうですし、19年ぐらいの販売台数は期待できるのでは?という気もしています。まぁ、ただProseatの主戦場である欧州がまだ沈んでいるので難しい?
なかなか予想は難しいです。
とはいえ、2023年3月期ならば半導体不足も解消しているといわれ、営業利益50億円、純利益30億円ぐらいは狙えるのではと考えています。このときEPSは64円、PERは15倍は狙えるとして、960円。
===2021年6月6日===
発泡スチレン・発泡スチロールの会社
「生活分野」では、主に農水産輸送容器及び食品容器、建設資材関連製品などを製造・販売
「工業分野」では、主に自動車、デジタル家電などに使用される部材、梱包材及び関連製品などを製造、販売
19年度から工業分野の利益が悪くなっているのは、18年度に買収した発泡スチレンを使った自動車部品メーカーの欧Proseatが欧州の自動車需要の低下で赤字を出しているため。
EVが伸びれば発泡スチレンをベースとした資材は伸びる可能性はあるとおもう。
コロナ影響もありProseatが悪いが、ここが逆転して利益出すようになれば業績はかなり回復するであろう。
あとは家電・IT分野で液晶パネル用資材もある様子。
欧州自動車は下記のような感じ
LMC Automotive 2021年1月自動車市場月報(欧州) - 自動車産業ポータル マークラインズ
2017年14.30百万台(+2.5%)
2018年14.20百万台(-0.7%)
2019年14.29百万台(0.7%)
2020年10.79百万台(-24.5%)
2021年(予測)12.23百万台(13.3%)
最新のニュースだとすごい伸びのニュースもあり。
1-4月の累計でも44.7%増とのこと。
液晶パネルは下記のようなニュース。こっちはコロナが終わったら逆に需要減るかもしれないが、足元は調子よさそう。
方向性としておかしくないと思うし、足元グッドニュースが多く、業績回復も大いにありえるだろう。
PER自体は妥当なところ。業績回復するか否かがすべてといったところ。