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5232 住友大阪セメント

===2021年1月9日 復習===

このころはBS/PL表も作っていなかったので、文字だけで復習する必要あるのですが、

20年11月3日の終値:3,565

21年1月9日の終値:3,275

8.8%の上昇ということで、さして投資する対象でもなかったのかなという印象です。

この1年間ぐらいずっと3,000円~3,500円を行き来していた感じでした。

 

純利益としても昨年が11,719百万円、今年の予想が9,000百万円。

原料の石炭は高騰中、ただしセメント価格の値上げも実施、という状態でいつ16~17年の純利益ベースで14,500~16,000百万円がだせるのかは見通しがつきづらい状況です。

 

総じてみて前回の予想は合格点だと思います。

 

 

===2020年11月3日===

セメントの需給にセメント需給あり、今年は下がっているがコロナ影響大、長期的に見てセメント需要はこの10年間40,000-50,000千tの間。90年から10年までの20年間は明確に下がっていたけど、この10年は下げ止まりの傾向。輸出も10,000千tぐらいで安定。

 

ライバル会社は太平洋セメントと宇部興産+三菱マテリアルのセメント部門合弁ぐらいで、寡占気味。

 

2016年から2019年までの株価は4000-5500円くらいのレンジで、それに対して現在の3,275円は安く感じるが、PERでみると2019年の業績悪い時に20-22だったことを除けば12-15ぐらいで、現状の13というのもお得感はない。

 

長期保有を前提として2022-23年に16~18年のような利益が出るかというのが焦点。ただこれは予見不可能。寡占なのである程度の利益は確保できる可能性はあるが、当たるも八卦レベル。プラス面としてはセメント価格が上昇傾向であるのにたいし、コストである石炭価格は低下傾向であること。有利子負債が低下しているのも若干プラス。

 

建設資材価格指数 - 経済調査会

石炭価格の推移(通関統計)|新電力ネット

 

配当利回りは3.66%、配当は現在120円だが、配当性向としては100円を基本としている。100円をベースとして考えても、ぎりぎり配当利回りは3%越え。

 

正直、積極的に買う気にはなれないけど、セメント業界の感覚を養うという面を考えると1単位買おうというレベル。

 

売り時はプラス要因が2014-18年まで達成していたEPS300円越え(業界規模変わらず業績がシクリカルなら数年のうちに来るはず)、マイナス要因が業界のシュリンクないしは業界内の地位低下を感じさせる売上高230,000未満(一過性要因除く)かな。。。

 

全体的にテンションはあがりません。

たまたまみつけたけど↓ほとんど同じ評価

(5232)住友大阪セメント 日記(分) - 大河の一滴