注意書き:このブログは個人の備忘録用であり、記述内容が正しいとは限りません。むしろ何かしらの間違いが存在する可能性が高いです。本ブログを利用して損失を被った場合でも一切の責任を負いません。

動画文化の歴史

tiktokというものがあるらしい

 

b.hatena.ne.jp

 

記事中の動画を見てみたのだが、個人的には「きついなー」という感想。

すでに僕もおっさん化しているのかもしれない。

 

www.youtube.com

 

これとか、非常にきついものがあるのだが、ひるがえって自分が高校生の時に、友達に「これやってみようぜ」と言われたときに「いや、これはないでしょ」といえる自信は全くない。おそらく「やろうぜー」となっていたであろう。この時点で僕には非難することはできない。

 

最近の動画文化についていけなくなっているので、主観的ではあるがこのタイミングで歴史を見返してみたい。新しい文化を認めることができなくとも、知っておくことに損はないと思うのだ。

いまやTOP層のニコニコチャンネルやYoutuberは年間に億円以上稼ぐという。決して見下していい存在ではない。収入がすべてではないが、収入面ではとっくに見下される状況ですらある。

 

日本の動画文化の先鞭はニコニコ動画であった。

僕もγからの参加でIDは20万以下である。

今調べたγは2007年3月であった。

「みくみくにしてあげる」がでたのが2007年9月。

踊ってみたはこのころから流行っていた。当時はやっていたのはハルヒのEDの踊り。ただ顔を出している人はそれほど多くなかった印象がある。

ゲーム実況が流行ったのが2008年。

 

日本において、当時Youtubeはニコニコの後塵を拝していたが、ヒカキンがヒットしたのが2010年頃。ヒットの契機になったのが↓

www.youtube.com

 

2012年にニコニコ動画zeroが出てきたころから、ニコニコの勢いが落ちてきたかなと感じる。

この頃、一時的にStickamが出てきて、いつの間にかいなくなってた。

 

少しとんで、ヒカルが出てきたのが2015年頃。お金を大量に使うスタイルは、こういった動画はあまり好きではない僕もそれなりに視聴した。

このころになると、明らかにYoutube>ニコニコという流れ。

 

同8月にはDNAがMirrative開始。Mirrativeあたりからついていけないおっさんが出てくると思うので、解説すると、スマホの画面をネット上にアップできるアプリである。

パソコンでの動画編集は必要なく、携帯だけで気楽に配信できたことが急激に流行った理由だと考えている。携帯の性能が上がってきて、写真だけでなくビデオ撮影機の能力迄持つようになってきたが故の流行であろう。

 

同じくDNAのSHOWROOMが流行り始めたのも2015年頃だと思う。思うというのは、今に至ってもSHOWROOMは殆ど利用したことがないからだ。

下記が雰囲気がすごくわかりやすいと思う。2008年頃、アバターといって自分のキャラクターを作ってMixiとかで交流するのが流行ったが、完全にそういったノリ。みんなで動画を見ることが特徴か。アイドルの放送もかなりあったらしい。2016年頃から下火?なにせあまりにも縁がなかったのでよくわからない。

余談だが映画のアバターが上映されたのは2009年。

www.youtube.com

 

動画ではないがInstagramが流行しはじめたのも2015年。

 

2016年にはVtuberのキズナアイ誕生。

同じく2016年頃にBiliBiliに遭遇。BiliBIliとは日本のニコニコ動画のパクリ(みたらすぐわかる)の中国サイト。中国でも動画人口が増え、ニコニコ黎明期のような活気があるように感じる。ちなみにBiliBIliの語源は「とある魔術の禁書目録」の御坂美琴のあだ名からとのこと。オタク文化。

↓はたまたま今BiliBiliを開いたときに出てきた動画。動画を作ったのは日本人?

https://www.bilibili.com/video/av25881322/?spm_id_from=333.334.chief_recommend.16

 

 

 

写真加工アプリのSnowも2016年頃から自撮りで大流行。

 

2017年後半からtiktokが流行り始めた様子。これも縁がなかったので、どこから爆発的にヒットしたのか不明。もしかすると、現在が爆発中なのかもしれない。

 

ーーーーーー

以上が僕が知りうる限りの動画歴史である。きっといろいろ見逃している。

こうやって見てみると、携帯の発達が大きなインパクトを与えているように思う。昔は動画を作るためにはパソコンが必須であった。単純にAVIで動画を撮影すると容量が非常に大きく、まず圧縮という作業が必要。携帯では不可能(そもそも2007年はスマホという言葉がようやく出てきたころであった)。ゲーム実況するにはスクリーンキャプチャーが必要という時代。

それがいまや、スマホ一つで動画配信できる。中高生でも楽勝。特に中高生は承認要求も強く、簡単に配信でき、評価してもらえるならば利用者も多くなるだろう。

 

今後はどうなるのだろうか、

一つ思うのは、動画を閲覧する画面が4:3から横長の16:9になった。この次はむしろ携帯動画に適した、縦長の画面が流行るのではないだろうか?

僕が知らないだけでYoutubeとかではもう対応しているのだろうか?

 

また、流行るアプリは、簡単に承認要求を満たせるというのが条件となるであろう。そこに何か特徴を加える必要はあると思うが、それが何かまでは僕にはわからない。